こんにちは。ＴＡＰにきてあっという間に10カ月がたちます、武居です。
さて、ＴＡＰゲストル―ム内装編です！(土壁乾燥後→中塗りまで)
土壁が乾いた状態がスタートです。
①土壁の下に貫の入っているところは、ラス(金属の薄い網)をはります。
経年変化で貫のあるところは、仕上げ塗が割れやすいためです。
貫とは、この平行に入っている太めの木材の名称です。
②中塗り土を塗る前に、ラスの部分だけセメント(通称：タヌキ)を塗ります。
これは、ラスの金属に酸性の中塗り土を塗ると、すぐに錆びてしまうため、
アルカリ性のセメントをラスの保護材として塗ります。
左官職人さんはこれをタヌキとよんでいました。
③タヌキを塗った後、中塗り壁を全面に塗っていきます。
写真の職人さんの左隣の壁が中塗り土の塗り終わり後の壁です。
以上、中塗りレポートでした。
(まだ完成ではありません。)
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