2015年5月12日火曜日

伝統再築士講習 武

みなさまこんにちは。

5月なのに台風?!で驚いています、武居です。
四日市市では雨ももう小降りになり、あまり風も強くなく現場に被害がなさそうで一安心です。

さて、今日は亀井大工さんとともに、名古屋へ「伝統再築士」講習・試験へ出かけました。

伝統再築士とは…?

次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門の知識を有するものを育成することを目的とした一般社団法人住まい教育推進協会が認定する資格制度です。” ( http://hepa.or.jp/credential/dentousaichikushi より引用)

つまり、昔ながらの伝統構法で建てられた古民家を耐震改修する際の知識を学ぶ講習でした!


近年は耐震改修に対する一般の方の意識も高く、伝統構法(寺社仏閣等も)の建築物もその対象として例外ではありません。
しかし現行の建築基準法で建てられた「在来構法」(=剛構造)の住宅と、建築基準法施工前から日本の伝統的に使っている「伝統構法」(=柔構造)は、構造方法の考え方が違います。

構造の考え方が違うにもかかわらず、
在来構法の耐震改修方法で、伝統構法で造られた建物を改修し、結果的に建物の寿命を縮めてしまう。
そんな例が発生しているという現実があります。



せっかく昔ながらの建築を使い続けたいという想いで大金を使うのですから、
効果があるようにしたいですね。

そんな耐震設計ができるよう勉強していきます~!



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